内藤瑶子 個展『ブラブラ・リバティン』

※終了いたしました。

会期: 2021年09月04日(土)- 09月12日(日)会期中無休

営業時間: 12:00–19:00

内藤瑶子に初めて出会ったのは今から17年前、羽黒洞木村東介での個展、内藤がまだ10代であったことを記憶している。 私がまだギャラリーなどを運営することも想像もせずに、ただ美術事務所として羽黒洞の下に小さな事務所を構えたタイミングだ。 そして内藤の個展に訪れた時の感覚は今でも覚えている。まだ私も30そこそこと若かったが羽黒洞木村東介という大御所の画廊でさらに私より10以上も若い内藤瑶子が、当時の私には難解な作品ではあったが堂々たる個展をしていた。

この時に内藤が発表していた木版画を一点買ったが、この作品が私が初めて画廊で買った作品であるし、この時の体験が今も私が若い作家たちと一緒に展示を展開するきっかけになっている言っても過言ではない。 特とした美術教育を受けていない彼女が版画技法とペインテングを組み合わせて至る現在の独自の表現技法と世界は、何にも属さず真に自由に創作活動を展開してきた結晶と言える。

 

今回の展覧会タイトル「ブラブラ・リバティン」はその内藤瑶子のアーティストしての在り方を彼女なりのユーモアで表現したものである。

 

ブラブラ リバティン=放蕩者 自由主義者

 

本展にて純粋培養の芸術家である内藤瑶子の表現世界をご高覧頂ければ幸甚です。

 

AaP/roidworksgallery 井浦歳和

ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ #105 内藤瑶子(Yoko Naito)

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